「古きよき物」を大切にする体験を

「古きよき物」を大切にする体験を

こんにちはWoollyスタッフのニシです。

先日、子供の通う学校へPTA活動のサポートとして、校内のお掃除をするお当番みたいなことをやりに行って参りました。学校自体は70年と中々古く、校舎もザ・昔の小学校。増設したのか、迷路の様な作りの箇所もあったりして、個人的にはとても好きな建物です。そして、お掃除を任された場所が”図工室”3人のママさん等と、シンクや、床、黒板なんかを綺麗にしていき、いざ机へ。その机がなんとも凄い年季。10年20年では仕上がらないであろう年季の入り具合。とっても好みで、思わずうっとり。校舎がさすがに古いとの事で、建て直す話も出ているとかなんとか。その際に、廃棄してしまうのであれば、是非とも作業台として譲っていただきたい。ボロの美学。ボロこそ1番の芸術だと思っている私は、その机たちを掃除しながら、長い月日を数え切れないほどの子供達がこの学校に通い工作をしたのだと感じるだけで、胸が熱くなりました。

とは言えささくれてしまっている箇所も多いいのも事実。それでも表面を少し削って、綺麗にワックスを塗り直したら、まだ30年は使えそうです。新調するのは容易いですが、 古くなって使えなくなった物を新しい安いものにかえるのではなく、 修理したりリメイクして、また使い続ける、そんなライフスタイルを学校が主体となって子供たちに体験として学びや気づきの場として設けてくれるとありがたいな、と思うわがままな保護者です。または、自分達で綺麗にし、撮影をし、オークションサイトで売る。なんて言う体験も面白いと思います。売れた収益は学校の運営に役立てることで、一石二鳥に。ただ捨てるだけではなく、せっかくの建て替えのチャンスで色々と取り組んでくれたら楽しいのになと妄想が膨らむばかりでした。

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