コレクション: 空気を含んだふんわりウールの毛布と膝掛け

毛布の産地・大阪 忠岡町の工場で、職人の手により丁寧に織り上げた、ウール100%の毛布と膝掛け(ブランケット)。

ふんわり起毛された一枚は、寒い季節にはぬくもりを、蒸し暑い季節には湿気を調えて、一年を通して心地よい眠りとくつろぎの時間を支えてくれます。

安心の日本製で、肌ざわりも、使い心地も、ずっとやさしく。

毛布2

毛布(もうふ)とは、ウール(羊毛)などの天然素材を厚く織り(編み)、起毛などの加工を施したあたたかな寝具のこと。
その名前の通り、もともとは動物の「毛」から生まれた毛布。中でもウール素材の毛布は、古くから「正統派」として愛されてきました。

近年はさまざまな新素材の毛布が登場していますが、肌ざわりや調湿性、天然素材ならではのやさしさに魅力を感じて、ウールの毛布を選ばれる方が増えています。
woollyのウール毛布は、そんな“本当に心地よいもの”を求める方に向けて、国内の職人が一枚一枚丁寧に織り上げています。


■ 化学繊維の毛布が合わない――そんなお悩みに、天然ウールという選択を

現在、市販の毛布の多くは「アクリル」「レーヨン」「ポリエステル」などの化学繊維が主流です。見た目や肌ざわりの工夫は進んでいますが、その一方で、「蒸れてしまう」「肌がかゆくなる」「静電気がつらい」など、化学繊維による不快感に悩む方も少なくありません。

Woollyには、「洋服や下着は天然素材しか使えない」「毛布も天然の方が安心できる」といった声が、男女問わず多く寄せられています。
肌に直接触れるものだからこそ、からだにやさしい素材を選びたい…
そんな想いに応えるのが、天然ウールの毛布です。

ウールの吸湿率はポリエステルの37倍、木綿の2倍!心地よさがずっと続く毛布

ウール毛布の最大の特徴としてまず挙げられるのが、吸湿・放湿性に優れていると言う事。「スケール」と呼ばれるウールの表皮はウロコ状になっており、余分な水分を吸収したり放出したりしてくれます。これにより、寝ているときに汗をかいても、余分な水分を吸収・放出してくれるのがウール毛布。吸湿率はポリエステルの37倍、木綿の2倍と言われています。人は、寝ている間に汗として200cc、皮膚から蒸発する水分が200ccあると言われています。うろこ状の表皮が、しずかにゆっくりと水分を吸収・放出し、『ふとん』の中の空気の層を快適にコントロールしてくれます。また、ウールは熱伝導率が低く比熱が小さいため、一度温まったら熱を逃しません。

 

ウールが愛される6つのワケ

■とにかく暖かい

ウール特有の縮れた繊維が複雑に絡み合い、繊維に空気の層をたっぷり含むことで、外からの寒さを遮断し、ぽかぽかのあたたかさを生み出しています。


■サラッとした爽やかさをキープ

余分な湿気は吸収しては発散するウールの特性によって、表面はいつもさわやか。ウールのインナーを夏でも着用する方も増えていますが、それは夏でも涼しく、サラッとした快適な触り心地がキープされるからです。


■火に強く・燃えにくい

合繊は熱で溶け炎を出し、燃え出してしまいますが、ウールは溶けず炎にかざしても黒いこぶになるだけで燃え広がりにくいという特徴があります。そのため、有毒ガスの発生もありません。これは、分子の中に燃焼を止める窒素が多く含まれているから。ウールは万が一の場合でも安心な素材です。


■静電気が起こりにくく、肌触りがいい

繊維内部の保水率が高く、帯電もしにくい素材。そのため静電気が発生しにくいのも魅力です。(つまり、ホコリなどもつきにくく、取れやすい!)また、ウール特有の縮れ(ちぢれ)は、伸ばしても切れずに元に戻る特性があるため、弾力性を生み、体にしっくりと馴染みます。

■天然の抗菌・防臭力

羊毛は皮膚が進化し、毛に変化したものと言われており、人間や動物の皮膚には細菌などの侵入に対する免疫機能が備わっています。ウールにも天然の抗菌・防菌効果があります。

■エコな素材

化学繊維とは異なり、生分解して土に還るので、地球にやさしい素材と言えます。このような機能を数多くもつウールだからこそ、毛布やブランケットに生かすことで、暖かく快適な冬をお過ごしいただけます。