コレクション: 空気を含んだふんわりウールの毛布と膝掛け
昨今、冬の毛布に使われている素材の多くは「アクリル」「レーヨン」「ポリエステル」などの化学繊維がほとんど。起毛風のタッチを表現するなど各社工夫を凝らしています。一方で、「化学繊維は蒸れたり、かゆくなったりして肌に合わない」という方が増えています。女性、男性に限らず洋服や下着などでは天然繊維を必ず選ぶという声がウーリーにもよく寄せられており、それは冬の就寝で使用される「毛布」も例外ではありません。
■ウールの吸湿率はポリエステルの37倍、木綿の2倍!心地よさがずっと続く毛布
ウール毛布の最大の特徴としてまず挙げられるのが、吸湿・放湿性に優れていると言う事。「スケール」と呼ばれるウールの表皮はウロコ状になっており、余分な水分を吸収したり放出したりしてくれます。これにより、寝ているときに汗をかいても、余分な水分を吸収・放出してくれるのがウール毛布。吸湿率はポリエステルの37倍、木綿の2倍と言われています。人は、寝ている間に汗として200cc、皮膚から蒸発する水分が200ccあると言われています。うろこ状の表皮が、しずかにゆっくりと水分を吸収・放出し、『ふとん』の中の空気の層を快適にコントロールしてくれます。また、ウールは熱伝導率が低く比熱が小さいため、一度温まったら熱を逃しません。
ウールが愛される6つのワケ
■とにかく暖かい
ウール特有の縮れた繊維が複雑に絡み合い、繊維に空気の層をたっぷり含むことで、外からの寒さを遮断し、ぽかぽかのあたたかさを生み出しています。
■サラッとした爽やかさをキープ
余分な湿気は吸収しては発散するウールの特性によって、表面はいつもさわやか。ウールのインナーを夏でも着用する方も増えていますが、それは夏でも涼しく、サラッとした快適な触り心地がキープされるからです。
■火に強く・燃えにくい
合繊は熱で溶け炎を出し、燃え出してしまいますが、ウールは溶けず炎にかざしても黒いこぶになるだけで燃え広がりにくいという特徴があります。そのため、有毒ガスの発生もありません。これは、分子の中に燃焼を止める窒素が多く含まれているから。ウールは万が一の場合でも安心な素材です。
■静電気が起こりにくく、肌触りがいい
繊維内部の保水率が高く、帯電もしにくい素材。そのため静電気が発生しにくいのも魅力です。(つまり、ホコリなどもつきにくく、取れやすい!)また、ウール特有の縮れ(ちぢれ)は、伸ばしても切れずに元に戻る特性があるため、弾力性を生み、体にしっくりと馴染みます。
■天然の抗菌・防臭力
羊毛は皮膚が進化し、毛に変化したものと言われており、人間や動物の皮膚には細菌などの侵入に対する免疫機能が備わっています。ウールにも天然の抗菌・防菌効果があります。
■エコな素材
化学繊維とは異なり、生分解して土に還るので、地球にやさしい素材と言えます。このような機能を数多くもつウールだからこそ、毛布やブランケットに生かすことで、暖かく快適な冬をお過ごしいただけます。
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空気を含んだふんわりウール毛布(大判)
通常価格 ¥25,850 JPY通常価格単価 / あたり -
空気を含んだふんわりウール毛布(膝掛サイズ)
通常価格 ¥14,850 JPY通常価格単価 / あたり