眠っているときの「汗」に、呼吸するウールを

眠っているときの「汗」に、呼吸するウールを

さて、人は寝ている時、一晩で少なくとも約200cc(コップ1杯分)の汗をかき、体熱を発散していると言われています。そして、室温30度以上の暑い夏の日になると、その倍の約400cc(コップ2杯分)もの汗をかいているそうです。寝るときの汗は、睡眠時に体温を下げることで、深い眠りにつこうとします。体温を下げるためにかく汗は、良い睡眠を得るために必要な自然な生理現象なのです。では、寝ている間に、その汗をきちんと吸収し、適度に放湿してくれるお布団が必要になってくると思いませんか?どんな素材がいいのか?キーワードは”呼吸”です。

”呼吸”と言うキーワードを上げると、ナイロンやポリエステルなどの化学繊維は、汗を吸収せず、放湿もしにくい為、ツルツルとした感触こそ心地いいものの、睡眠中にかいた汗は、お布団の中にこもりやすく、蒸れやすくなります。綿素材も悪くは無いのですが、汗の吸収・放湿にやや時間がかかってしまいます。そんな中で、総合的に最も寝具に適していると言えるのが、実はウール素材なのです。
ウールの繊維は表面がうろこ状になっているため、それが開いたり閉じたりして人間と同調し、”呼吸”をします。すばやく湿気(=汗)を吸収し、大気に放ってくれるので、いつもお肌はさ〜らさら♪ 睡眠中に大量の汗をかいたとしても、きちんと温度調節をしてくれます。また、必要以上に水分を奪わないため、乾燥も防いでくれるのです。

湿気を吸収すると、吸着熱を発生します(=冬はあたたかい)また、水分を大気に放つ際に、気化熱を奪います(=夏はすずしい)

冬は暖かく、夏は涼しいウールは、実は寝具にバッチリ適した性質を持っていて、一年中使える、とても優秀な素材なのです。ご存じでしたか?

■空気を含んだふんわりウール毛布(大判): サイズ 140 x 200

■空気を含んだふんわりウール毛布(膝掛サイズ):140 x 100

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