一月往ぬる二月逃げる三月去る

一月往ぬる二月逃げる三月去る

こんにちはWoollyスタッフのニシです。

早いもので、2023年も2月に突入しております。『一月往ぬる二月逃げる三月去る』の慣用句から、『一月は行く、二月は逃げる、三月は去る』と言われています。これは、正月から三月までは行事が多く、あっという間に過ぎてしまうことを表現しています。一月の年始というものは誰にとっても忙しいもので、1日の元日から始まって初詣、年始参り、七草がゆ、鏡開き、小正月などの年始行事が続き、出勤日も少ない事から、今年も1ヶ月あっという間に過ぎたと感じます。二月は他の月に比べ、日数が少ないのが特徴で、節分、立春、建国記念日、天皇誕生日などがあり、一年で最も短い月なので、逃げる様に二月は終わってしまうと表現されます。そして、三月はひな祭り、彼岸、春分などがある一方で、卒業や移動の多い季節となり、引っ越しなどでも忙しい月となります。毎年この季節にこの言葉を思い出しては意欲を燃やすのですが、結果逆らえず、微々たる抵抗も虚しく、気がつくと四月になっております…。ですが、今年こそは計画をキチンと立てて『逃げる二月』をしっかりと捕まえに行こうと思います!

さて、『一月往ぬる二月逃げる三月去る』はことわざではなく慣用句なのですが、「ん?ことわざと何が違うの?」と思いませんか?調べてみたところ、ことわざと故事成語は教訓や格言を含んでいるのに対して、慣用句は日常的な出来事を比喩的に表現したものになるんだそうですよ。日本語は本当に難しいですね。

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